ウィンベル式 無敵の社労士実践会in東京(2026年10月期)を開催しました
- [CATEGORY] INFORMATION
- [TAG] 無敵の社労士実践会
- [DATE] 2026.10.15
- [UPDATE] 2026.10.15
先日、ウィンベル式 無敵の社労士実践会in東京を開催しました。

10月のテーマは、「ハラスメント防止のために本当に必要なこと」です。
ハラスメント対策というと、相談窓口の設置や研修の実施を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
しかし、実際にハラスメントの相談が寄せられたとき、どのように対応すればよいのでしょうか。
相談を受けるところから、事実関係の調査、報告書の作成に至るまで、適切な対応を行うためには、具体的な手順を理解し、準備しておくことが重要です。
今回の講義では、ハラスメント防止に必要な体制づくりから、実際に相談や調査に対応する際の具体的な手法まで、実務に即して解説しました。
まず取り上げたのは、「ハラスメント対応マニュアル」と「会社からの相談対応マニュアル」です。
会社から相談を受けた際のヒアリングでは、事前に関連資料を受領しておくことや、ヒアリングシートを活用することなど、相談対応を適切に進めるための注意点を確認しました。
さらに、「相談窓口の業務マニュアルやチェックシート」についても解説し、実務で活用できるテンプレートを共有しました。
続いて、ハラスメントの調査対応について、具体的な手順を学びました。
調査を始める際には、解決までのプロセスを丁寧に説明し、確認書を交付・取得することが重要です。
そのうえで、調査範囲や事情聴取の順序、日程、場所などを検討し、必要に応じて自宅待機命令などの緊急措置も考えます。
事情聴取にあたっては、懲戒事由を確認したうえで聴取事項を整理し、適切な準備を行います。
実際の聴取では、録音・録画の活用や、調査を拒否された場合の対応など、さまざまな場面を想定した対応が必要です。
特に重要なのは、誘導尋問にならないよう注意し、相手自身の言葉で事実を語ってもらうことです。
また、ハラスメントに該当すると考えられる発言については、曖昧にせず、正確に確認する必要があります。
聴取終了後の口外禁止の伝達や、調査結果をまとめる報告書の作成まで、一連の流れを具体的に解説しました。
今回の講義では、各場面で活用できるマニュアルや確認書、ヒアリングシート、報告書などのテンプレートも共有しました。
さらに、カスタマーハラスメント(カスハラ)防止対策についても取り上げました。
山口が実際に行っているカスハラ対応マニュアルの作成や対応研修の実施、防止ポスターの作成・提供、顧問表示サービスについて紹介するとともに、実際の事例をもとに、現場で求められる対策を解説しました。
ハラスメント防止において大切なのは、問題が起きてから対応を考えるのではなく、いざというときに適切に対応できる体制を整えておくことです。
社労士として、相談を受けるだけでなく、会社が適切に対応できる仕組みづくりまで支援できれば、クライアントへの貢献の幅も広がります。
今回の講義が、ハラスメント対策を実務に落とし込み、クライアントに提供するサービスをさらに充実させるきっかけになれば幸いです。
次回のご案内
次回のテーマは、「退職勧奨の上手な進め方―円満退職請負人になろう―」です。
従業員に退職を促す場面では、会社の意向を伝えるだけでは、円満な解決につながらないこともあります。
では、どのように話を進めれば、会社と従業員の双方にとって納得できる解決を目指せるのでしょうか。
次回は、退職勧奨を上手に進めるための具体的な考え方や手法について解説します。
説明会を毎月開催しています!
無敵の社労士実践会では、講義の雰囲気や内容を実際に体験できる説明会を毎月開催しています。
説明会は参加人数に限りがございますので、ご希望の方はお早めにお申込みください。
クライアントにとって「困ったときに相談する専門家」ではなく、「経営を支えるパートナー」となる社労士へ。
定型業務を基盤としながら、今以上にクライアントに貢献できる社労士へ成長するための機会となります。
ぜひ、ウィンベル式無敵の社労士実践会にご参加ください。


