ウィンベル式 無敵の社労士実践会in東京(2026年9月期)を開催しました
- [CATEGORY] INFORMATION
- [TAG] 無敵の社労士実践会
- [DATE] 2026.09.15
- [UPDATE] 2026.09.15
先日、ウィンベル式 無敵の社労士実践会in東京を開催しました。
※今回は天候不良のため、Zoomでの開催となりました今回のテーマは、「判例・裁判例の学び方と実務への応用」です。
社労士の皆さまは、日々の実務の中で「このケースについて、裁判所はどのように考えているのだろう?」と、判例・裁判例を調べる機会も多いのではないでしょうか。
しかし、判例・裁判例は、ただ読めばよいというものではありません。
では、そもそも判例・裁判例のどこに注目して読めばよいのでしょうか。
書籍や判例解説をどのように読み解き、実際の顧客対応や就業規則の整備に活かせばよいのか、具体的な視点を確認していきました。
今回の実践会では、こうした「判例・裁判例を実務に活かすための学び方」をテーマに、判例の読み方から実務への応用までを具体的に学びました。
判例の読み方
まず取り上げたのが、「判例の読み方」です。
法曹実務家にとって必須ともいえる書籍「判例とその読み方」(有斐閣・中野次雄編)を題材に、そもそも判例をどのように読むべきなのかを確認しました。
特に労働法の分野では、判例が非常に重要です。
そして、労働判例を読む際には、他の法律分野以上に「事実関係」に注意しなければなりません。
同じように見える事案でも、具体的な事実関係が異なれば、裁判所の判断が変わることがあります。
そのため、結論だけを覚えるのではなく、「なぜ、この事案ではこの結論になったのか」というところまで読み込むことが重要になります。
判例解説
また、判例を学ぶうえで欠かせない「判例解説」との付き合い方についても取り上げました。
判例解説は、判例を理解するうえで非常に有用な資料です。
一方で、解説には、解説者自身の価値観や問題意識が反映されることがあります。
そのため、解説の内容をそのまま「正解」として受け取るのではなく、実際の判決内容と照らし合わせながら読む必要があります。
判例を鵜呑みにしない。
判例解説も鵜呑みにしない。
そのうえで、「この判例から何を学び、自分の実務にどう活かせるのか」を考えることが重要です。
実践会では、実際の判例にも触れながら、こうした読み方を具体的に確認しました。
題材として取り上げたのは、東京地裁平成26年8月20日判決です。
実際の判例を読みながら、どの事実に注目するのか、裁判所はどのような事情を重視しているのか、そして、その判断を実務にどのようにつなげていくのかを考えました。
さらに実践会の後半では、「判例をどう実務に活かすのか」という点について、より具体的に掘り下げました。
今回特に取り上げたのが、「判例をどう就業規則に落とし込むのか」という視点です。
判例を勉強して、「こういう裁判例がある」と知っているだけでは、実務上の価値は十分とはいえません。
重要なのは、その判例から得た知見を、実際の会社のルールづくりやクライアントへのアドバイスにどうつなげるかです。
実践会では、東京地裁平成26年8月20日判決(ワークスアプリケーションズ事件)、東京地裁令和4年3月9日判決(ビジネスパートナー事件)、仙台高裁令和5年1月26日判決などを題材に、判例をどのように就業規則へ反映させていくのかを検討しました。
判例を実務に活かせる社労士へ
「判例を知っている社労士」と「判例を実務に活かせる社労士」では、クライアントへの提供価値が大きく異なります。
判例・裁判例を単なる「法律知識」として覚えるのではなく、事実関係を読み、裁判所の判断の背景を理解し、そこから実務上の対応へと落とし込む。
今回の実践会では、そんな「判例を実務で使うための力」を身につけることを目指しました。
次回のご案内
次回のテーマは、「ハラスメント防止のために本当に必要なこと」です。
ハラスメント対策というと、就業規則や社内規程を整備したり、相談窓口を設置したり、研修を実施したりすることを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
もちろん、こうした取り組みは重要です。
しかし、それだけで本当にハラスメントを防止することができるのでしょうか。
次回は、法令上求められるハラスメント対策を確認するだけではなく、「企業がハラスメントを防止するために、本当に必要なことは何なのか」という視点から考えていきます。
社労士として顧問先にハラスメント対策を提案する際に、何を伝え、どのような仕組みをつくっていくべきなのか。
実務で活用できる具体的な考え方を解説します。
説明会を毎月開催しています!
無敵の社労士実践会では、講義の雰囲気や内容を実際に体験できる説明会を毎月開催しています。
説明会は参加人数に限りがございますので、ご希望の方はお早めにお申込みください。
クライアントにとって「困ったときに相談する専門家」ではなく、「経営を支えるパートナー」となる社労士へ。
定型業務を基盤としながら、今以上にクライアントに貢献できる社労士へ成長するための機会となります。
ぜひ、ウィンベル式無敵の社労士実践会にご参加ください。


